2025年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
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ひさしぶり、さようなら
君はきれいになったね。
隣を歩きたくない。
ひさしぶり、じゃない。
はじめましてだ。
ふとした仕草。
少し悪い手癖。
どうして君がするの。
きっと君はずっと美しい。
いつか美しくなるよう生まれた人。
私だけが変わらない。
さようなら、またね。
さようなら。
私は言い切った。
さらば、美しい人。
別人と思えば、楽しかったよ。
隣を歩きたくない。
ひさしぶり、じゃない。
はじめましてだ。
ふとした仕草。
少し悪い手癖。
どうして君がするの。
きっと君はずっと美しい。
いつか美しくなるよう生まれた人。
私だけが変わらない。
さようなら、またね。
さようなら。
私は言い切った。
さらば、美しい人。
別人と思えば、楽しかったよ。
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ハングルの書き順を覚えよう
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太陽にとかされて
冷たい体に熱が当たる。
肌から温度が染み込む。
ベランダにくっきり落ちる影。
影と光で空気が変わる。
外の世界に出たんだ、と思う。
おれは内の世界が好き。
でもたまに、閉じこもりすぎてしまう。
そういうとき、外に出る。
家の外ではないけれど。
冷たくて硬い体を、太陽は柔らかくとかしていく。
だからおれは太陽が好き。
夏はちょっと強すぎるけどね。
肌から温度が染み込む。
ベランダにくっきり落ちる影。
影と光で空気が変わる。
外の世界に出たんだ、と思う。
おれは内の世界が好き。
でもたまに、閉じこもりすぎてしまう。
そういうとき、外に出る。
家の外ではないけれど。
冷たくて硬い体を、太陽は柔らかくとかしていく。
だからおれは太陽が好き。
夏はちょっと強すぎるけどね。
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最近覚えた韓国語を復習しよう
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名前の無いニュース
うちはニュースを点けない。
本当はテレビも無い方がいい。
火種になるから。
誰が殺したとか、誰のいざこざとか。
名前のあるニュースたち。
あの人のかんしゃく、二人の罵り合い。
名前の無いニュースなんか誰も興味無い。
またあの人がテレビを点けた。
怒るなら止めたらいいのに。
名前を付けませんか。
題名は「馬鹿、治らない」。
そうしたら、どこかの家で名前の無いニュースが生まれる。
なら無い方がいいか。
恨むならあの人、その上で。
伝える側は立派でいいですね。
本当はテレビも無い方がいい。
火種になるから。
誰が殺したとか、誰のいざこざとか。
名前のあるニュースたち。
あの人のかんしゃく、二人の罵り合い。
名前の無いニュースなんか誰も興味無い。
またあの人がテレビを点けた。
怒るなら止めたらいいのに。
名前を付けませんか。
題名は「馬鹿、治らない」。
そうしたら、どこかの家で名前の無いニュースが生まれる。
なら無い方がいいか。
恨むならあの人、その上で。
伝える側は立派でいいですね。
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韓国語の依頼表現を使い分けよう
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心躍り
落ち込んでいるから踊る。
腕を振って、足を上げて。
突き上げた腕に心がついて行くよ。
立ち上がれない日もある。
体が重いよね。
なら腕だけで踊ろう。
動けない日もある。
心が重いよね。
それなら心の腕を小さく揺らそう。
自分だけじゃ無理な日もある。
自分って弱いよね。
だから私が手を引くよ。
踊ろう。
元気になっても、ならなくても。
あなたの心が少しだけ上を向けるように。
腕を振って、足を上げて。
突き上げた腕に心がついて行くよ。
立ち上がれない日もある。
体が重いよね。
なら腕だけで踊ろう。
動けない日もある。
心が重いよね。
それなら心の腕を小さく揺らそう。
自分だけじゃ無理な日もある。
自分って弱いよね。
だから私が手を引くよ。
踊ろう。
元気になっても、ならなくても。
あなたの心が少しだけ上を向けるように。
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韓国語の依頼表現を覚えよう
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誰かの祭り、俺の祭り
窓の外から花火の音。
そうか、祭りか。
飲みかけのビール片手に窓を開ける。
狭いなあ。
ただでさえ狭い窓。
でかい花火も半分は家の影。
光ったんだろう、と思うと、ドン。
パチパチ、に耳をすませる。
ぬるい空気にビールを一口。
あそこへ行く気は無い。
気力も無い。
でも、いいな、と思う。
浴衣を着ていた頃の自分と今を重ねた。
また誰か、花火を上げてくれ。
そうか、祭りか。
飲みかけのビール片手に窓を開ける。
狭いなあ。
ただでさえ狭い窓。
でかい花火も半分は家の影。
光ったんだろう、と思うと、ドン。
パチパチ、に耳をすませる。
ぬるい空気にビールを一口。
あそこへ行く気は無い。
気力も無い。
でも、いいな、と思う。
浴衣を着ていた頃の自分と今を重ねた。
また誰か、花火を上げてくれ。
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