abhyAsaH

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決意とははじまり

君のためそして私のためにやる外へ内へと引いて押す波
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三つ子のセンス百まで

あか抜けて写真慣れしたその仕草ピースサインが昔と同じ
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できないことまで愛せるように

できないことに目を向けたら人間って本当に悲しい生き物だ。
いつだって戦争をする。
戦争なんか誰が始めたかわからないのにね。
俺たち本当は愛したいんだ。
だけど、愛していることと、愛せていることは、違う。
正しく諦めよう。
できることを全力で。
できないことをなるべく少なく。
それでも傷つけてしまったら、謝る。
許さなくていい。
だけど正しく諦める。
一人でできないならその手を取ろう。
俺もできないから。
それが俺にできる、愛するということだから。
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できることだけって言えたなら

決断をできないこととできること体が軋む若き王の手
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ターミナルから

ターミナル進む私と下りる君その日が来てもまた誘うから
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吊るされた男

逆さまに吊られてつむる風を詠む縄が切れる日夢心待ち
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褒める他人

町中で額縁持って立ちすくむ良い絵と言って一人それだけ
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自己理解

いろんな定規を心に当ててみる。
燃えて、沈んで、吹いて、咲く私。
世界の風になる私。
石橋を壊して安心する私。
夜にカンテラを灯す私。
誰かの日の出になる私。
変わらない私と変わ私。
自分を鮮明に捉える度に何をすべきか知る。
人生の最後に見る私に、一言の詩を贈れるように。
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何もない恋

抱きしめてその先が無い愛してる愛されているそれだけあれば
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積本

未読山いくら読んでも減らないがいくら読んでも登れる山だ