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矢の心理学

心は光速で飛ぶ矢である。
私たちは観測を模索し続ける。
光速も捉えようかという機械。
始点終点から経路を計算する理論。
神の物語で解剖する宗教。
こうあればいいなという期待。
機械、理論、宗教、期待。
これらもすべて矢である。
私たちが矢の本当の姿を知ることはない。
それでも私たちは矢を見ようとする。
その矢が誰かに刺さらないために。
放つ矢が自己の背中をえぐる前に。
たとえ矢を追う矢であっても。
この詩もまた矢であっても。
心を知ることを止めない。
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韓国語の仮定表現を覚えよう

そういえばスマホのテンキー式ハングル入力を試している。
母音を書き順で打ち込むのはなかなか面白い発想。
慣れたら打ち込むのは早そう。
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幽霊感情

記憶に刺されている。
臨場的感情。
それは実体ではない。
幽霊に取り憑かれている。
ここにいる私の感情を見なさい。
今、誰も傷つけていない。
今、誰も傷つけてきてはいない。
傷を取り戻そうなんて思わないで。
刺されたときは痛い。
刺された記憶は痛い。
古傷は今も痛い。
でも、今は刺されていない。
生きていかなきゃいけない。
誰を刺しても傷は戻らない。
今ここにいる私が一番安らかでいるために。
幽霊ではなく。
私を見て。