abhyAsaH

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来年も計画的に

笑え鬼再来年まで真っ黒なスケジュール帳らくがき帳
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コンセプチャル私

額縁は壊し出るものそれこそが無形の額で歴史の私
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釣り合わないままそれでも

箱を天秤で量ればいつもあなたの方に傾く。
私が差し上げられるものはもうこれで全部です。
私たちは言葉だけ釣り合っている。
二人の芝生はどちらも青いかそうでないかでしかない。
私からすればここは砂漠です。
たった一つの水源から水を運んでいます。
その水すらも清らかか怪しい。
私たちが酌み交わす杯はこの世の何よりも汚れ、美しい。
あなたの唇がかすかに潤うときだけ心に水が湧く。
ここで永久機関をさせてください。
あなたの水が涸れるまでは。
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プレゼント記念日

百贈る一の小包手に戻る金平糖が空ビンころり
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人間の神様

お釈迦様は信じない者を救っただろうか。
水かきのある大きな手に乗って「悪魔」と罵り剣を刺す者はいなかったか。
それでも助けただろうか。
それとも蜘蛛の糸は切れたか。
私は仏になれないね。
人間の神様になるよ。
心の悪魔に手を刺されながら抱きしめる神様になるよ。
私をもう嫌いにならないように。
あなたを刺さなくていいように。
あなたがあなたの悪魔を抱きしめるかどうかはあなたの自由だ。
ただ私は、抱きしめてみせたよ。
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一目惚れ仕草

好きになる手を振り返す追いかける帰らぬ背に手大きく振って
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がんばってがんばって

がんばるながんばれてないがんばれどがんばりすぎはがんばりにしか
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私賞

大喝采嘘の拍手を贈ります表彰台の裏のあなたへ
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魂のありか

死んでも魂は心に遺るというのは嘘ですというのは嘘です。
私の手の中にいたあなたを今でも思い出せる。
記憶は薄れます。
洞穴で響く声のようにしか思い出せなくなる。
だけど覚えている。
私たちの頭の私たちの目には見えない広い裏側にずっとずっと眠っている。
だからあなたの顔を思い出せなくても、あなたが私をなぞった感覚は自分の肩すら震わせて醒めた夢に出るのです。
朝起きてあなたに声をかける自分を確信を持って感覚にできます。
おはよう。
そして、おやすみ。
ずっと隣で眠っているよ。
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ぬるり非日常

ゆるやかに非日常が過ぎていく日常の先少し彩り