abhyAsaH

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情報興奮

情報が脳に圧力をかけている。
危機を感じて心音。
滝の水圧で脳を洗い流す。
スマホを捨てる。
脳がふやけてしまった。
体への神経がおざなりになる。
からくり人形未満。
垂らした糸も切れる始末。
脳が乾けばかろうじてスマホ。
水圧。
不健全な興奮。
二度と張り詰めた脳には戻らないのかもしれない。
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心臓の重さ

心臓の重い人ほど泣けなくて泣いてもいいよ人には言えて
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夜明けの君

ずっと夜明けにいる。
さようなら、気持ち悪い人。
別れても巡ってくる。
だって夜明けだから。
笑みと言葉を浮かべているさざ波。
永遠の夜明けは君の僕の時間を止めている。
停滞の幸福を押しつけようとするな。
違うよ。
君は進んでいい。
朝も昼も夕も夜も君は巡る。
長い時間の果てにもう一度夜明けが必要になったとき、僕はここにいたいんだ。
僕は夜明けになるんだよ。
違うよ。
なら、じゃあ、君のための夜明けは誰が巡ってくれるんだよ。
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バームクーヘンのひらめき

大豆味バームクーヘンうまいけどピンとくる味甘納豆か
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惜しんで涼む

数十歩惜しんで涼む市役所を出れば熱気とあと十歩
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気づいて

その望遠鏡のレンズは曇ってないか?
美しい景色に霧がかかってないか。
この顔も言葉ももやがかって見えるだろうね。
その望遠鏡を下ろした方がいい。
と言われて下ろす人間は少ない。
ただあなたが外を内だと気づけるか。
望遠鏡の前に立つ。
よく見えるところまで近づくから。
私の目を見て。
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不安の中にある不安の中にある不安の中にある不安

夜の津波。
涙の海。
不安が泣いてる。
待つしかない。
祈るほかない。
高台から波を眺めている。
波にもまれる自分を眺めている。
自分の中にある海を見る自分の中にある海を見る自分の中にある海を誰か見て。
私を見て、終わらせて。
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やり直し

字の迷路何度でも書く書き直すやり直す度見えゆくゴール
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高密度

行間の開けたメモがミチミチに太く満足とかく見づらく
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現代ドット絵

知らないが惹かれてしまう懐かしさあの頃いれば今だからこそ