詩『苦楽3』

2022年7月16日

心臓をひっつかんで、
干からびるくらい苦しみを絞り出しても、
陶器の皿に取り分けた澄んだ赤色の絵の具は、
あなたを真っ二つに裂いた傷口の、
ドロドロに流れる黒い血液に、
とうていおよばないのよ。


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