詩『心の死体』
2022年7月16日
心の死体を捨てたことはある?
すてきな言葉があるの、それは思い出。
手足がもげるように遊び尽くしたお気に入りのぬいぐるみ。
心の支えと言って熱狂したあの人のファングッズ。
触れたとき、
温度が無くなったことに気がついたなら、
手間をかけていた心はすでに死体になっていた。
心の死体の所有権はあなたにある。
あなたが生んだ心だもの。
目をそらすことを惜しみ、よりよく生きていてほしいと願ったもの。
だから、私が母の心の死体であることは、そんなに不思議じゃないの。
私は、母の思い出。