詩『好きをならべて』
2022年7月17日
好きなものを好きなだけならべて、
わたしの輪郭を写そうとしたの。
そうしたら、手とか、鼻とか、
本物よりずれてて、
しかたなく、
安い野菜も、
かかとが潰れた運動靴も、
スマートフォンも、
ならべてしまったから、
どんどんわたしに似る輪郭から逃げ出して、
誰かに会うことが怖くなったの。
好きなものを好きなだけならべて、
わたしの輪郭を写そうとしたの。
そうしたら、手とか、鼻とか、
本物よりずれてて、
しかたなく、
安い野菜も、
かかとが潰れた運動靴も、
スマートフォンも、
ならべてしまったから、
どんどんわたしに似る輪郭から逃げ出して、
誰かに会うことが怖くなったの。