日記『note公開と恋は心を割る流星二周年』
概要
最近noteを始めました。
甘翼と同じ毎週土曜更新です。
今日は『恋は心を割る流星』二周年を記念した振り返り記事を投稿しました。
noteについて
前々から始めたいと思っていたのですが、友人が始めたのを見て、やってみたいという気持ちが強くなりました。
甘翼のブログとnoteは以下のように使い分ける予定です。
- 甘翼は「長めの記事や個人的な内容など、どちらかと言えば腰を据えて読む記事」
- noteは「短めの記事や何らかの点で役立つ・すぐ読める記事」
甘翼は良い意味で気楽に記事を書いていますが、noteは多少なりとも読まれる記事を書こうと考えています。
上手くできているかはともかく、戦略的に記事を投稿するのは楽しいです。
ちょっとした戦略ゲームみたいに楽しんでいます。
最低でも三年は続けられるようにネタを作っているので、甘翼とは違った楽しみ方で続けていきたいです。
恋は心を割る流星について
ウェブサイト『恋は心を割る流星』は、悲恋の詩だけを掲載しているお題サイトです。
5/30に二周年を迎えました。
振り返りはnoteで書いたので、甘翼では細かすぎて伝わらない小ネタについて書きます。
更新する詩の数は必ず偶数
毎回偶数個詩を書いて追加しています。
奇数個思いついた月は数を増やしたり次回更新に回したりして調整しています。
とくにこだわりがあるわけではなく、思いつきから始めた取り組みです。
恋は心を割る流星を始めようと思ったときに、まず詩を百個書くことにしました。
サイトに来た方が、既存のお題サイトと同じようにたくさんの中からお題を選べるようにするためです。
その中で「魂の偶数はいつか割れる愛」という詩を書いたとき、「更新する詩の数が全部偶数だったらエモいのでは?」と思って、偶数で更新することを決めました。
完全にその場のノリです。
悲恋のサイトなので、サイトにある詩は全て割れる、離別する、報われない運命にあるわけです。
サイトタイトルの「恋は心を割る流星」にも掛けています。
なおタイトルと「魂の偶数はいつか割れる愛」は本来無関係で、関連性は後付けです。
詩の文字数が全て偶数なのも同じ理由です。
ちなみに後述する詩の総数は偶数ですが、文字数ごとに分類した詩の数は偶数になりません。
さすがにそこまでは統一できませんでした。
そこも統一したらちょっと面白いかも……とは思っているので、いつかそろえたいですね。
ヘッダーの女の子
ヘッダーイラストの女の子は心ちゃんと言います。
名前はありますが設定は特にありません。
キャラクター中心のサイトではないので、個性よりも親しみやすさを重視して、無個性なデザインにしました。
心ちゃんをフリー素材キャラクターにする計画も過去にはありました。
恋は心を割る流星を作ったときに、お題サイトだけでなくイラスト素材サイトも作ってみたいと考えていました。
なのでそちらにも流用できるデザインにした、という経緯があります。
結局素材サイトは作らなかったのですが、いつか作ってみたいですね。
二年間で唯一の更新延期
二年間で唯一、2024年5月だけ更新延期をしました。
更新直前、約五年使っていたパソコンが壊れて、サイトの更新ができなくなったためです。
スマホやタブレットを駆使してなんとしてでも更新しようかとも思いましたが、「無理をしても誰も幸せにならない」と思い直して止めました。
個人的にこのパソコン破壊事件はショッキングな出来事でした。
今は思い出になりましたが、印象的であることは変わりません。
恋は心を割る流星の更新延期もまた、事件の余波として印象的な出来事のひとつです。
でもそれ以外はちゃんと定期更新をしていた証でもあるので、ちょっと誇らしいです。
特に何も事件が無い限りは毎月更新の記録を伸ばしたいですね。
詩の総数と総文字数
この記事公開時点で、詩は全部で362個、総文字数は10694字です。
24字以下の詩が多いので、総文字数はそこまで多くないですね。
詩の数は多い方なのか少ない方なのか、自分ではよくわかっていません。
本職の詩人さんよりは少ないのかな、となんとなく思っています。
362個詩があるというのは約一年分の詩があるということだと思っています。
noteでも書きましたが、一年分の悲恋の詩と考えると、悲恋レパートリーが充実してますね。
悲恋好きとしてはうれしいです。
今の目標は1000個到達で、今の更新頻度だとあと七年かかります。
七年後も更新してますかね。してたらうれしいです。
「悲恋の詩だけで1000個書きました」と言えるようになりたいです。
お気に入りの詩
インデックスページで各分類の代表作として載せている詩は全て気に入っています。
- あなたの手に誰一人触れないでほしい、わたしですら
- 幸せになってとか嘘です。だって隣にいないじゃんか
- どんな美しい手であなたを抱いても絞め殺すばかりだ
- 一番美しく死ねる日が君と僕のホントの誕生日だから
どれも24字です。
個人的な美学として「同じ美しさなら文字数が少ないほど良い」と考えています。
その中で、24字は内容の濃さと短さを両立できるほどよい文字数だと思っています。
サイト内で一番詩が多い文字数もおそらく24字です。
文字数がそろっていると美しいので、偶数で文字数を統一したのも結果的に良かったですね。
詩の文字数は、偶数で統一するほかに、複数行で並べたときにキレイに並ぶ文字数にするというルールもあります。
24字なら12字、8字、4字、6字ごとに並べるとキレイです。
デザインなどに詩を使ったとき、キレイに文字がそろえられるように決めたルールです。
24字だと他に以下の詩が好きです。
- 神様は君の姿をしている。一番会いたくない人の姿を
- 「誰よりも知っている」を誰も君も知らなくて、一人
- 雨が恋の終わりなら、あなたを雲の上に連れて行こう
- 花瓶の花と僕らの違いは死ぬ日を自ら決められること
短めの詩だとこの四つが好きです。
- 初恋を棺へ、空へ
- 恋愛上手は、失恋上手
- 涙で君が溺れたらいいのに
- 教科書に載らない愛が一番優しいときがある
24字以上の詩だとこの四つでしょうか。
- 白紙のラブレターをあげる。愛なんてこんなんでいい。君の手にこの白紙があればいいよ
- ささくれが深く剥けたような恋でした。君にとって私そんなものでした
- 愛を売る仕事なんて聞こえが良い。無いものは売れねぇのにな
- 神様も君が好き。神の愛と僕の愛は同じで、だから殺してしまうんだね
たまに対になる詩を書くこともあります。
- ふと香る。君は紅茶が好きだから、君も薄味。砂糖をあげるよ
- ふと香る。珈琲好きが鼻につく。食えない君には砂糖をどうぞ
- 君の隣の予約席、いつまで取っていてくれるだろうか
- 僕の隣の予約席、暇だし待つよ、とりあえず死ぬまで
- 誰かのものになるなら、はじめから好きにさせるなよ
- 誰かのものになるまで恋が自由なら君に贈りたかった
今気づきましたが、これも魂の偶数はいつか割れる愛ですね。
そう思うともっと対になる詩を増やしてもいいかも。
なお対だからといって二つともお題に使わなくてはいけないということはありません。
タイトルの「恋は心を割る流星」と理念の一つである「魂の偶数はいつか割れる愛」も大好きです。
サイトの中で一番好きな詩を挙げるなら後者を選ぶと思います。
前者は詩というよりタイトルという印象が強いので、一番好きな「詩」とはちょっと違うかも。
でもこのタイトルを思いついたからこそ今の恋は心を割る流星があるので、一番印象深い言葉です。
詩かキャッチコピーか小説か
詩ってなんなんでしょうね。恋は心を割る流星以外でもよく悩みます。
短いとキャッチコピーみたいですし、ちょっと長くて物語性がでてくると掌編小説のようです。
その辺りの基準が自分の中で曖昧だったので、恋は心を割る流星の中では「言葉」という大雑把なくくりにしています。
ちなみに定義としてはお題サイトですが、お題以外にも使っていただきたかったのでサイト内では「お題」と呼んでいません。
俳句や短歌という概念も、物語詩という概念もありますから、一応自分では恋は心を割る流星の言葉を「詩」と呼んでいます。
ちなみに恋は心を割る流星の詩の中には短歌も含まれています。
書きがちなテーマ
どの詩も悲恋という共通テーマがありますが、「どんな悲恋なのか」は詩によります。
その中でも「よく書きがちなテーマ」があります。
- 幼なじみ
- 死(心中含む)
- 夫婦
普段の創作でもやりがちなテーマですね。
自分でも書いていて「またこのテーマか……」と思うときがあります。
「好きだけど、マンネリじゃない?」と頭を抱えてしまいます。
noteの『同じ属性のコンビ作りがち』でも書きましたが、結局好きなものを作りたいタイプなので、逃れられないんですね。
そういうものだと割り切っています。恋は心を割る流星だけに。
あとがき
ちょっとした記事にするつもりでしたが、思ったより書くことがあって長くなりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もしご興味あればnoteの方も覗いていただけると幸いです。
まだ片手に収まる記事数ですが、これから少しずつ増やして、自分だけのnoteを作っていきたいです。
恋は心を割る流星はこれからも更新を続けます。
二周年で小ネタは大方書ききったので、おそらく周年記事はしばらく書かないと思います。
次は1000個到達しているはずの十周年ですかね。続いているといいな。