日記『自作品を読み返す』
概要
自分の過去作品をいくつか読み返しています。
自作品について
絵、小説、楽曲など作品形式問わず、自分の作品はよく見ます。
私は自分の好きなものを作るタイプのクリエイターで、過去作品を見ると「なんて自分好みの作品なんだ!」と感激してしまいます。
作品として拙い部分もありますし、「ここをもっとこうすればよかった」と思うことも多いです。
でも後悔や反省を差し引いても自作品が好きです。
あるいは、後悔や反省も含めて、自分の作品として大事にしている面もあります。
ちょっと困ったこととして、自分の作品がそれほど無い、ということが挙げられます。
たとえば先日、小説『悪魔の正しい死に方』を読み返して、「もっと安藤と黒永の物語が読みたい」と感じました。
ただ現状悪魔の正しい死に方は、本編以外の作品が両手で数えられるほどしかありません。
「もっと作品の世界を楽しみたいのに、楽しみきれない……!」と、悶々としています。
有名な作品だったらメディアミックスや二次創作が豊富ですから、また違ったのかもしれません。
ですが当然、私の創作は私が原作者ですから、私が作らなければメディアミックスは生まれません。
二次創作が少ないのは、知名度もそうですが、「二次創作がしやすい作品ではない」という自認もあります。
一部の作品には二次創作の利用規約がありませんしね。
結局、自分ががんばってメディアミックスを増やすしかない……という結論になりました。
各タイトルごとに画集、小説本、音楽アルバムが一つずつ作れるくらいメディアミックスを増やすのが理想です。
何年後なんでしょうね。時間がたつとタイトルの数も増えますし。
作品制作は大変ですが、愛しくもあります。
作品を作ることは、自分の世界を造ること、深めることだと思います。
作った作品を見ることは、自分の世界に浸ることです。
自分の世界に触れている間は心が落ち着きます。私が好きな時間の一つです。
そんな時間ができるだけ長く続いてくれたら、うれしいですね。