創作アイデア『ブロマンス3』

2022年11月9日

目次
  1. 発端
  2. テーマ・要素
  3. キャラクター
  4. エピソード
  5. 問題点
  6. 解決策
  7. メモ

発端

自分の得意なことは人もできると思いがちだと考えた

テーマ・要素

キャラクター

後鳥羽

「こんなもの誰にだって描ける」
「絵なんて無駄だ。世界が危機に瀕したとき、真っ先に捨てられるということは、その程度の娯楽ということだよ」
「人のために何かできる、きみの方がよっぽどすごいよ」

天才の方。画家。
絵の天才だが絵を描くことが嫌い。
思いやりが好き。絵以外のことはほとんど苦手だが、とりわけ家事が苦手。
人の名前を覚えることができない。
前馬とは幼稚園の頃仲が良かったが、小学校以降は疎遠だった。
大学生の頃偶然再会し意気投合、よく遊ぶようになった。
幼稚園の頃、前馬から贈られた誕生日プレゼントの絵が宝物。

前馬

「君の言う誰にだってできることが、どうしたっておれにはできないんだよ」
「その程度のことにおれは命をかけている、君にとっては馬鹿馬鹿しいことだろうな」
「恥ずかしくてしょうがないよ、あんな拙い絵を贈り付けたこと。それもよりにもよって君に」

凡才の方。会社員(プログラマー?)。
絵を描くことが好きだが、同時に苦手だと思っている。
普通のことは一通りできる。自覚は薄いが、個人・集団の仕事の割り振りが得意。
後鳥羽とは幼稚園以降直接顔を合わせていないが、絵のコンテストで何度か最優秀賞を争っている。とはいえ実力差はとても大きい。
後鳥羽を気の合う友人として見ている一方、絵や人間性に関する後鳥羽へのコンプレックスは強い。後鳥羽の絵を軽視する発言や、再会時に名前を覚えられていなかったことなどが理由。
自分の本心や絵を描いてることなどは後鳥羽には隠している(コンテスト関係でバレていると思っていたが、そうではないと薄々気づき始めた)。

エピソード

役に立たないこと

後鳥羽は幼少期から、普通のことができない代わりに絵の天才だった。
周囲はそれを褒めそやしたが、後鳥羽の母だけは否定的だった。
自分がどれだけ必死に育児をしても、後鳥羽は一向に「まともな」子どもになってくれなかったためである。
後鳥羽が絵で莫大な金銭を稼ぎ始めるまで、彼女は絵を役に立たないことだと言い続けた。その後も、言わないだけで否定的な立場は変えなかった。
「かみさまはあなたに贈るべきものを間違えたんだわ」

血で絵を描く

どんな絵を描いても後鳥羽に勝てないと憔悴していた前馬は、自分の血で絵を描くことを思いつく。
夜通し絵を描いて、夜明けと共に完成した絵を見たとき、最高傑作だと感じた。
しかし一度就寝を挟んで再度絵を見たとき、とても気持ち悪い絵だと感じた。
異常で、狂気的で、そんなことをした自分が非難されるような気持ちになったためである。
絵が完成したら大々的に公開するつもりだったが取り止めた。

きみのために絵を描きたい

普段前馬に世話になっていると感じていた後鳥羽は、前馬に何かお礼がしたいと考える。
そのために考え得る行動をしたが全て空回りに終わる。
自分は本当に絵しかない人間だな、と落ち込む。
なので癪ではあるものの、贈り物に絵を描くことにする。しかし、どんな絵を描けばいいかわからない。
恩人に相談したところ、次のような回答が返ってくる。「誰かのためにする行動は、あなたがその子にどうなってほしいかが大事なのよ」

ある日、後鳥羽は寝不足の前馬に出会う。何か悩みがあるのかと聞くと、その質問の動機を尋ねられる。
後鳥羽は、前馬の悩みを解決することが前馬へのお礼になると考えていた。
その旨を伝えると、前馬は困ったように笑って「ありがとう、気持ちだけ受け取るよ」と言う。

後鳥羽と別れた前馬は、別れてすぐ事故に遭う。駆けつけた後鳥羽は救急車を呼ぶことができない(まず救急の番号を知らない)。
「オレは本当に無力だ、役立たずだ」

問題点

解決策

メモ


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