とな天小ネタ『結婚を祝福できるかどうか』

2023年1月18日

目次
  1. 発端
  2. 結果
  3. 補足
  4. 解説
  5. 感想

発端

新作ゲームの構想を練っている際、キャラが他キャラの結婚を祝福できるかどうかが気になり、とな天(正式名称:となりのクラスの知らないあの子は天使になったんだ)のキャラならどうなるか考えた。

結果

西
×できるできるできるできる
心配になる×許さない絶対失敗するので何も言わないできる(そもそも関わりたくない)
できるできる×できるできる
できるけどできない絶対失敗するので何も言わないまあできる×できる(無関心)
西できるできるできるできる×

補足

列が祝福される側、行が祝福する側です。

この表はあくまで佐藤翼個人の解釈であり公式設定ではありません。「このキャラはこう考えているはず」という別解釈があってもよいと思います。自由に想像してください。

また世界線・時間軸は設定していません。ふわっとした気持ちで読んでください。

解説文章内に直接的なネタバレはありませんが本編プレイ前に見るとキャラの印象が変わると思うのでご注意ください。

解説

まず黒井と令城のとげとげしさが目立ちますね……。できるかできないかで答えてくれないことがあるのがもうキャラとしてのじゃじゃ馬感すごいです。
でもこの二人はそもそも結婚というものに良いイメージを持っていないので、祝福できない側になりがちというのがあるんですよね。

黒井から九十への「心配になる」は、純粋に心配しているだけです。「ヒサに結婚生活なんてできるのか?まったく想像つかない……。結婚相手にこき使われたりしないだろうか」とか考えてます。優しいけどひどい。

黒井から利田への「許さない」は、まあ本編からしてもそんな感じしますね。多分結婚相手と破局させようとします。とにかく自分を置いて幸せになってほしくない。自分が利田の行動を許すか許さないか決められる立場だと思っているところに関係の悲惨さを感じます。
利田から黒井へは祝福できるのがまた悲惨。「ようやく黒吉を支えてくれる人が現れたんだな」と兄のような気分です。でも黒井にとって結婚は目的を達成するための手段でしかないです。例えば権力者の親類に取り入るためとか。利田にはそのことに気づいてほしいような、気づいてほしくないような。

黒井と令城は同じ事を考えているのがおもしろいですね。お互い結婚に良いイメージが無く愛し方が不器用だとわかっているので、絶対失敗すると思ってます。あるいはまた何か悪巧みしているんだろうなと考えているかも。
でも実は二人して、相手が結婚生活に失敗したときに慰めることを考えています。素直には慰めないでしょうけど。

令城から九十への「できるけどできない」は、「幸せになってくれるのは嬉しいけど結婚相手が本当にひーくんを幸せにできるのか疑わしい」という思いからです。結婚生活が平穏な内は口出ししませんが、少しでも不穏になると姑のように結婚相手をいびり出します。行動原理は愛なんですけどね……。

感想

祝福できない方のバリエーションを考えるのが楽しかったです。


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