『愛とはあなたを破壊する魔法』制作記録三

2023年2月25日

進捗状況

サブキャラの立ち絵を描き進めたり、基本的なシステムのプログラミングをしたりしていました。

ゲーム画面の見た目は変わっていませんが、中身はゴリゴリに書き換えています。

動画にはありませんでしたが、他にもスチル表示やSE再生などができるようになっています。

今回一番手間がかかったのは、立ち絵・表情システムの構築です。

前回まではRen’pyのデフォルト機能で立ち絵を表示させていました。ただこの場合、セリフごとに手動で口パクさせたり、都度眉・目・口（必要ならその他色々）全ての表情を指定したりする必要があり、実用的ではありませんでした。

今回それらが解消され、セリフ表示のタイミングで話者が自動で口開け・話者以外が口閉じをしたり、眉・目・口を一括で指定したりできるようになりました。

ただこのシステムにはまだバグがあります。
動画ではしませんでしたが、Ren’pyのロールバック機能を使うと、その時点で表示されていたはずのキャラクターが表示されていなかったり、逆に表示されていないキャラクターが表示されたりします。

今後はその改修を行っていきます。ただもし今の自分の実力で解決できないようであれば、ロールバック機能の禁止も視野にいれています。すごく便利なのでできれば使いたいのですが、ロールバック関連のバグがしょっちゅう起きるので……。

サイトにアップロードするために画質を落としているので、細かい表情変化が見えなくなってます。すみません。

追従モード機能では、伊方（右側のキャラクター）の瞳の模様が変わっています。よく見るとちょっと暗くなってます。
動画内でも言及したとおり、この機能があるのは伊方ともう一人だけの予定です。ほぼ瞳の模様専用機能だったりします。

ちなみにとな天のED2でも似たような表現をしていますが、あれは一つの瞳の画像を表示しているだけで、今作の機能とは仕組みが違います。とな天の方は目を閉じたときや目線を逸らしたときに対応できないので、今作でグレードアップした部分です。

アイテム変更機能では、伊方の表情に涙が追加されています。……私は細かい表情の変化が好きなのですが、こういう画面サイズが小さいときに変化がわかりづらいのが難点ですね……。

立ち絵表示機能のデバッグが終わればとりあえず基本的なシステムが完成します。そうすればシナリオ関連作業が進められるようになるので、がんばります。